悠久の時を刻む孤高の骨董店「青木屋」についてのリポート
東京の西、あきる野市五日市の街道沿いに忽然と姿を現す異次元空間、それが骨董と燃料の店「青木屋」である。人懐っこい店主は古時計に一家言あり、店内のコレクションは数十年の時を越え、所狭しと肩寄せながら今日も律義に刻を告げる。
もともと(今も)燃料店だった同店。ご主人の趣味が高じた結果の店構え。五日市街道は江戸時代より奥多摩から木材、炭などを運ぶために整備された街道であった。
この味わい深い風情をご覧頂きたい。
店主の洗濯物さえ映画のセットのよう(撮影了承済み)。
これが2010年の風景だろうか。懐かしく温かい時代へタイムワープだ。
店内で時を告げる古時計は全てレストア済み。
店主の愛情こもったゼンマイ巻きで日々の糧を得るかわいいメカ達。
店主のお眼鏡にかなった(?)者だけが入室を許される、桧でできた
新築の蔵。いい匂い。これまた所狭しと並ぶ貫録の古時計たちが新しい主人を静かに待つ。
こんなワンダースポットに出会えるからこそ、誰しもが旅にでる。
この味わいを是非。→「青木屋」東京都あきる野市五日市880